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スキンケア薬剤師ラボ

現役薬剤師ゆきちの美容・健康ブログ

医療・健康 #夏バテ#疲労#夏

【薬剤師が解説】夏バテの原因と対策|食事・サプリ・市販薬まで徹底ガイド

👩‍⚕️ 薬剤師ゆきち

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なつきさん なつきさん

毎年夏になると食欲がなくなって、だるくて…。夏バテって何をすれば治りますか?

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

夏バテは「なんとなく不調」でまとめられがちですが、実はいくつかの原因が重なっています。原因を知ると対策がぐっと変わってきますよ。


目次

  1. 夏バテとは?症状と原因
  2. 夏バテに必要な栄養素
  3. 食事で回復する方法
  4. サプリ・市販薬の選び方
  5. 病院に行くべきサイン
  6. 薬剤師おすすめの夏バテ予防ルーティン

夏バテとは?症状と原因

夏バテの主な症状チェック

食欲がない・食べても美味しくない
体がだるい・疲れが抜けない
眠れない・眠りが浅い
頭がぼーっとする・集中できない
胃腸の調子が悪い・下痢・軟便
冷房の効いた部屋でも体が冷える

3つ以上当てはまる場合は夏バテの可能性が高いです。

夏バテの3大原因

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

夏バテは「暑いから疲れる」だけじゃないんです。大きく3つの原因が絡み合っています。

① 自律神経の乱れ

室内の冷房(25℃)と屋外(35℃以上)を行き来することで、体温調節をする自律神経が酷使されます。自律神経が疲弊すると、全身の機能調整がうまくいかなくなります。

② 発汗による栄養・水分の喪失

汗をかくと水分だけでなく、ミネラル(ナトリウム・カリウム・マグネシウム)やビタミンB群も失われます。これらは体のエネルギー産生に欠かせない栄養素です。

③ 消化機能の低下

暑さで体が冷たい飲み物・食べ物を摂りすぎると胃腸が冷えて消化機能が低下。食欲不振→栄養不足→疲労という悪循環に陥ります。


夏バテに必要な栄養素

なつきさん なつきさん

夏バテのとき、何を食べればいいんですか?

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

夏バテ回復のカギはビタミンB1です。エネルギーを作るのに絶対必要な栄養素で、夏は汗で大量に失われます。

夏バテ回復に重要な栄養素

栄養素働き多く含む食材
ビタミンB1糖質をエネルギーに変える豚肉・うなぎ・玄米・豆類
ビタミンB2脂質・タンパク質の代謝レバー・卵・乳製品
カリウム体内の水分バランス調整バナナ・アボカド・きゅうり
マグネシウム筋肉・神経の働きをサポートナッツ・豆腐・海藻
タンパク質体の修復・免疫機能肉・魚・大豆製品・卵
クエン酸疲労物質の分解を助ける梅干し・レモン・酢
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特に注目してほしいのが豚肉+梅干しの組み合わせ。豚肉のビタミンB1と梅干しのクエン酸が一緒に働いて、疲労回復効果が倍増します。昔から「夏は梅干し」と言われる理由はここにあります。


食事で夏バテを回復する方法

夏バテ時の食事の基本

なつきさん なつきさん

食欲がないときって、どんなものを食べればいいですか?

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

食欲がないときほど、食べるものの質にこだわってください。素麺・冷やし中華・アイスだけで済ませると、糖質だけで栄養が偏ってしまいます。

食欲がないときにおすすめの食事

  • うなぎ:ビタミンB1・B2が豊富。少量でも栄養価が高い
  • 豚しゃぶ冷製:食欲がなくても食べやすく、ビタミンB1が摂れる
  • 冷奴+納豆:タンパク質と大豆イソフラボンを手軽に摂取
  • 梅干しご飯・梅粥:クエン酸で疲労物質を分解しながら胃に優しい
  • バナナ:カリウム・糖質・ビタミンB6を手軽に補給

避けたほうがいい食事・飲み物

避けたいもの理由
冷たい飲み物の一気飲み胃腸を冷やして消化機能がさらに低下
素麺・そうめんだけ糖質のみで栄養が偏る
アイス・かき氷の食べすぎ内臓冷え・血行不良を招く
アルコール(特にビール)利尿作用で脱水・ビタミンB1をさらに消費
カフェインの過剰摂取利尿作用で水分・ミネラルが失われる

サプリ・市販薬の選び方

なつきさん なつきさん

食事だけじゃ難しいときは、サプリや薬を使ってもいいですか?

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

もちろんです。夏バテには使える市販薬やサプリがいくつかあります。ポイントを押さえて選びましょう。

ドラッグストアで買えるおすすめ

ビタミンB1製剤(指定医薬部外品)

  • アリナミン・ハイシー・チョコラBBなどが有名
  • 食事から摂りにくいときの補助に最適
  • 尿が黄色くなるのはビタミンB2の排出で正常

胃腸薬

  • 食欲不振・胃もたれには消化酵素配合の胃腸薬
  • 下痢が続く場合は整腸剤(ビフィズス菌・乳酸菌)

栄養ドリンク

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

栄養ドリンクは「飲んだら元気になる」というより不足した栄養素を補うイメージです。タウリン・ビタミンB群配合のものを選んでください。カフェイン量にも注意を。

サプリの選び方

目的選ぶべき成分
エネルギー不足・疲労感ビタミンB1・B2・B6・B12(Bコンプレックス)
筋肉のだるさ・こむら返りマグネシウム
水分・ミネラル補給経口補水液・スポーツドリンク
胃腸が弱い消化酵素・プロバイオティクス
全般的な疲労回復クエン酸・コエンザイムQ10

出典:Amazon

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病院に行くべきサイン

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

「夏バテだから」と様子を見ていると危険なこともあります。以下の症状があれば医療機関を受診してください。

  • 3日以上食事が全く食べられない
  • 高熱(38℃以上)が続く
  • めまい・立ちくらみが激しい
  • 下痢・嘔吐が止まらず脱水が疑われる
  • 心臓がどきどきする・息苦しい
ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

特に高齢者・子ども・持病のある方は重症化しやすいので、早めの受診を迷わずおすすめします。


薬剤師おすすめの夏バテ予防ルーティン

  • 起きたらコップ1杯の常温水(冷水は胃腸に負担)
  • 朝食は必ず食べる(バナナ+ヨーグルトでも可)
  • ビタミンB群サプリは朝食後が吸収しやすい

日中

  • 30分に1回こまめな水分補給
  • 冷房の設定は28℃以上を目安に(内外の温度差を5℃以内に)
  • 外出時は日陰を歩く・帽子をかぶるで体力消耗を減らす

  • **ぬるめのお風呂(38〜40℃)**で自律神経を整える
  • **寝室の温度は26〜28℃**に設定(冷やしすぎない)
  • 就寝前にストレッチで体の緊張をほぐす
なつきさん なつきさん

意外と冷房の温度設定が大事なんですね。

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

そうなんです。「夏バテ=暑さのせい」だけじゃなく、冷やしすぎも大きな原因。外との温度差が大きいほど自律神経への負担が増します。冷房は「涼しすぎず、暑すぎず」が理想です。


まとめ

  • 夏バテの原因は自律神経の乱れ・栄養喪失・胃腸機能低下の3つ
  • 回復のカギはビタミンB1(豚肉・うなぎ)とクエン酸(梅干し・レモン)
  • 食欲がないときも質の高い食事を少量でも摂ることが大切
  • サプリはビタミンB群・マグネシウムが夏バテに有効
  • 冷房は冷やしすぎないこと、外との温度差5℃以内が目標
  • 3日以上続く高熱・食欲ゼロは迷わず受診 この記事は薬剤師による情報提供を目的としており、医療行為ではありません。症状が重い場合や長引く場合は医療機関を受診してください。