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【薬剤師が解説】健康診断でひっかかったら何科に行けばいい?項目別に徹底解説

👩‍⚕️ 薬剤師ゆきち

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なつきさん なつきさん

健康診断の結果が来て「要再検査」って書いてあったんですが、何科に行けばいいかわからなくて…そのまま放置してしまっています。

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

放置している人、実はすごく多いです。「どこに行けばいいかわからない」「大したことないと思って」——でも再検査の指示は、早めに動くほど良い結果につながります。項目別にわかりやすく整理します。


まず:「要再検査」と「要精密検査」の違い

区分意味緊急度
要再検査もう一度検査して確認が必要
要精密検査より詳しい検査が必要
要治療すでに治療が必要な状態非常に高い
ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

「要再検査」は「病気が確定した」わけではありません。一時的な数値の乱れや、測定誤差の可能性もあります。ただし「大丈夫だった」と確認するためにも、ちゃんと受診することが大切です。特に要精密検査・要治療は早急に動いてください。


項目別:何科に行けばいい?

🔴 血圧(収縮期血圧140以上 / 拡張期血圧90以上)

→ 内科・循環器内科

症状・状況おすすめ科
特に症状なし内科(かかりつけ)でOK
動悸・息切れ・胸の痛みもある循環器内科
数値がかなり高い(180以上)早急に内科・循環器内科
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高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれるほど自覚症状がありません。放置すると脳卒中・心筋梗塞・腎臓病のリスクが上がります。まずはかかりつけの内科で相談してください。

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🔴 血糖値・HbA1c(血糖値126以上、HbA1c 6.5%以上)

→ 内科・糖尿病内科

数値状態対応
空腹時血糖 100〜125 / HbA1c 5.6〜6.4%糖尿病予備軍内科・生活習慣の見直し
空腹時血糖 126以上 / HbA1c 6.5%以上糖尿病の疑い糖尿病内科・内科を受診
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糖尿病は初期には症状がほとんどありません。でも放置すると網膜症・腎症・神経障害の「三大合併症」につながります。「数値が少し高いだけ」と油断しないでください。

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🟠 コレステロール・中性脂肪(脂質異常症)

→ 内科

項目基準値異常値の目安
LDL(悪玉)コレステロール140mg/dL未満140以上で要注意
HDL(善玉)コレステロール40mg/dL以上40未満で要注意
中性脂肪(TG)150mg/dL未満150以上で要注意
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コレステロールは「高いからすぐ薬」ではありません。まず食事・運動で改善できるか、内科で相談します。ただし、糖尿病や高血圧が重なっている場合は治療の優先度が上がります。


🟠 肝機能(AST・ALT・γ-GTP)

→ 内科・消化器内科

項目主な原因
AST・ALT高値脂肪肝・肝炎・肝臓への負担
γ-GTP高値アルコール・脂肪肝・薬の影響
両方高い脂肪性肝炎・ウイルス性肝炎の可能性
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γ-GTPだけが高い場合はアルコールの影響が多いです。「お酒を減らしたら下がった」というケースも多いですが、自己判断せず内科で確認を。ASTとALTが同時に高い場合は、消化器内科への受診をすすめます。


🟡 尿酸値(7.0mg/dL以上)

→ 内科・リウマチ内科

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尿酸値が高い状態を「高尿酸血症」といい、放置すると痛風発作(激烈な関節痛)や腎機能低下につながります。「痛みがないから大丈夫」ではなく、数値が高ければ受診を。プリン体を多く含む食品(レバー・魚卵・アルコール)の見直しも重要です。


🟡 腎機能(クレアチニン・eGFR)

→ 内科・腎臓内科

eGFR値状態
90以上正常
60〜89軽度低下
45〜59中等度低下(要注意)
45未満腎臓内科への受診を
ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

腎機能の低下も自覚症状がほとんどありません。eGFRが60を切っている場合は内科、45以下なら腎臓内科への受診を強くすすめます。腎臓は一度悪くなると回復しにくいので、早期発見が命取りです。


🟡 貧血(ヘモグロビン・赤血球数)

→ 内科・血液内科

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女性に多い貧血のほとんどは鉄欠乏性貧血です。内科で血液検査をして原因を確認してから、鉄剤などで治療します。ただし、男性の貧血や急激な貧血の悪化は消化管出血など別の病気が隠れていることがあるので、早めに受診してください。


🟢 心電図異常

→ 循環器内科

「ST変化」「不整脈の疑い」など心電図に異常があった場合は、循環器内科を受診してください。


🟢 胸部X線異常

→ 呼吸器内科・内科

「肺に影がある」「結節」などの指摘があった場合は、呼吸器内科または内科で精密検査(CT検査)を受けてください。


「とりあえず何科に行けばいい?」迷ったら

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

どの科に行けばいいかわからなければ、まずかかりつけの内科に行ってください。健康診断の結果を持参すれば、必要に応じて専門科に紹介してもらえます。

「内科に行けばとりあえず大丈夫」と覚えておいてください。


受診を後回しにしてはいけない項目

以下の項目は特に早急な受診が必要です:

  • 血圧が180/110以上
  • 血糖値が300以上 / HbA1cが8%以上
  • eGFRが30未満
  • 胸部X線で「要精密検査」
  • 心電図で「精密検査」の指示
ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

「忙しいから」「症状がないから」と後回しにしがちですが、これらの数値は放置するほどリスクが上がります。健康診断の紙が届いたら、1〜2週間以内に受診することを習慣にしてください。


まとめ:項目別 受診科一覧

項目受診科
血圧内科・循環器内科
血糖・HbA1c内科・糖尿病内科
コレステロール・中性脂肪内科
肝機能(AST・ALT・γ-GTP)内科・消化器内科
尿酸値内科・リウマチ内科
腎機能(eGFR)内科・腎臓内科
貧血内科・血液内科
心電図異常循環器内科
胸部X線異常呼吸器内科・内科
迷ったら内科(かかりつけ)

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※本記事は薬剤師による情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスではありません。健康診断の結果については、必ずかかりつけ医にご相談ください。