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スキンケア薬剤師ラボ

現役薬剤師ゆきちの美容・健康ブログ

美容・スキンケア #肌質 見分け方#肌質 診断#インナードライ

自分の肌質の見分け方を薬剤師が解説|脂性・乾燥・混合・インナードライの正しいセルフチェック

👩‍⚕️ 薬剤師ゆきち

※広告・PRを含みます

なつきさん なつきさん

ゆきちさん、私ずっと自分は「脂性肌」だと思ってたんです。Tゾーンがすぐテカるから。でも最近、頬はカサつくし、化粧品を選ぶときも「脂性肌用でいいのかな?」って迷って。そもそも自分の肌質って、どうやって見分けたらいいんですか?なんとなくでしか分かってなくて。

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

すごく大事なところに気づきましたね。実は「テカるから脂性肌」と思い込んでいる方の中に、本当は違うタイプの人がけっこういるんです。そして——肌質を正しく分かっていないと、スキンケア選びがずっと迷子になってしまいます。土台がズレると、その上に何を積んでも合わないんです。今日は薬剤師として、自分の肌質を見分けるセルフチェックの方法と、タイプ別のケアの方向性を、正直にお話ししますね。ここが分かると、化粧品選びがぐっと楽になりますよ。

※本記事は情報提供を目的としており、医師・薬剤師への相談の代わりになるものではありません。

この記事は、肌質を見分ける一般的な考え方をお伝えするものです。肌質は体調・季節・年齢で変化し、セルフチェックは目安です。肌トラブルが続く場合や正確に知りたい場合は、皮膚科などの専門機関に相談してください。


結論:肌質はスキンケアの土台

先に結論をお伝えします。**自分の肌質を正しく知ることは、すべてのスキンケア・化粧品選びの「土台」です。**ここがズレていると、どんなに良い化粧品を選んでも合いにくくなります。

この記事の結論

  • 肌質は大きく脂性・乾燥・普通・混合・敏感に分けられる
  • 「テカる=脂性肌」とは限らない(インナードライの可能性)
  • 自宅の簡単なセルフチェックで目安がわかる
  • 肌質は季節や体調で変わるので、時々見直すのが大切

「自分は脂性肌だから」と思い込んでケアしていたら、実は水分不足のインナードライだった——これはとても多いパターンです。方向性が逆だと、ケアするほど肌の調子が崩れることも。まずは、肌質のタイプから見ていきましょう。


5つの肌質タイプ

肌質は、主に**「皮脂(あぶら)の量」と「水分(うるおい)の量」**のバランスで分けられます。代表的な5タイプを整理しました。

タイプ皮脂水分特徴
脂性肌多い足りている全体的にテカり・毛穴が目立ちやすい
乾燥肌少ない少ない全体的にカサつき・つっぱり
普通肌ほどよい足りている大きなトラブルが少ない
混合肌部分で違う部分で違うTゾーンはテカり、頬は乾燥
インナードライ多い少ない表面はテカるのに中は乾いている

なお「敏感肌」は、これらとは別の軸で、刺激に反応しやすい状態を指します。乾燥肌の人が敏感肌を兼ねることもあれば、脂性肌でも敏感なこともあります。「肌質+敏感かどうか」の2軸で考えると分かりやすいです。

ここで特に注目してほしいのが、一番下のインナードライ。「皮脂は多いのに水分は少ない」という、実は誤解されやすいタイプです。後で詳しく説明しますね。


自宅でできる肌質セルフチェック

自分がどのタイプに近いか、自宅で簡単に確認する方法があります。特別な道具はいりません。

洗顔後チェックのやり方

  1. いつもの洗顔をして、やさしく水気を拭く
  2. 何もつけずに10分ほどそのまま待つ
  3. 10分後の肌の状態を、Tゾーンと頬で観察する

10分後の状態で、次のように見分けます。

10分後の状態でわかる目安

  • 全体的にテカる→ 脂性肌の傾向
  • 全体的につっぱる・カサつく→ 乾燥肌の傾向
  • Tゾーンはテカり、頬はつっぱる→ 混合肌の傾向
  • 特に問題なくしっとり→ 普通肌の傾向
  • 表面はテカるのに、内側がつっぱる感じ→ インナードライの可能性

ポイントは、Tゾーン(額・鼻)と頬(Uゾーン)を分けて見ること。場所によって状態が違うなら混合肌、全体が同じ傾向なら脂性か乾燥か普通、と判断しやすくなります。

ただし、このチェックはあくまで目安です。季節や体調、その日の環境でも結果は変わります。一度きりでなく、何日か試したり、季節ごとに見直したりすると、より自分の傾向がつかめます。

なつきさん なつきさん

さっそくやってみます!Tゾーンと頬を分けて見るんですね。私、たぶん混合肌かインナードライかも…。

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

その視点が持てたらもう大丈夫。大事なのは「テカる」の一言で決めないこと。同じテカりでも、水分が足りているかどうかで、脂性肌とインナードライは正反対のケアになるんです。次はそのインナードライを詳しく見ていきましょう。


間違えやすい「インナードライ」

肌質の中で、いちばん誤解されやすいのがインナードライです。これは「肌の内側は乾いているのに、表面はテカる」という状態のこと。

なぜ間違えやすいのか

  • 表面がテカるので「脂性肌」と思い込みやすい
  • 脂性肌と思って皮脂を取りすぎるケアをしてしまう
  • すると肌はさらに乾き、皮脂で補おうとしてもっとテカる
  • この悪循環で、いつまでもテカリが治らない

インナードライの人が「脂性肌だ」と思って、皮脂を取る・さっぱりさせるケアばかりすると、肌はますます水分不足に。すると「乾いた!」と感じた肌が、皮脂をたくさん出して補おうとして、かえってテカリが悪化するという悪循環が起きます。

インナードライに必要なのは、皮脂を取ることではなく、しっかり水分を補って保湿すること。方向性が正反対なんです。だから、肌質の見極めがとても大切。「テカる=皮脂を取る」と単純に考えると、この落とし穴にはまってしまいます。

見分けのヒントは、「テカるのに、肌の内側がつっぱる・ゴワつく感じがある」こと。テカりと乾燥のサインが同時にあるなら、インナードライを疑ってみてください。


肌質別ケアの方向性

肌質が分かったら、それぞれに合ったケアの「方向性」を知りましょう。細かい製品選びの前に、大きな方針をおさえるのが大切です。

肌質ケアの方向性
脂性肌皮脂を取りすぎず、さっぱりめの保湿でバランスを保つ
乾燥肌水分と油分をしっかり補い、バリアを守る
混合肌部分で使い分け(Tゾーンさっぱり・頬しっとり)
インナードライ皮脂を取りすぎず、水分補給を最優先
敏感な状態刺激を避け、シンプルに保湿中心で肌を休ませる

共通して大切なのは、**「取りすぎない」「保湿を土台にする」**こと。脂性肌でも、皮脂を根こそぎ取ると肌は逆に頑張って皮脂を出します。乾燥肌はもちろん保湿が要。どの肌質でも、やりすぎない・肌のバリアを守るのが基本の考え方です。

肌質に合った洗顔料や保湿の選び方は、当ブログの洗顔料の選び方の記事もあわせてどうぞ。土台の肌質が分かっていると、こうした製品選びもぐっとしやすくなります。


肌質は変わる|季節・体調でゆらぐ

最後に、とても大切なことをお伝えします。肌質は一生同じではなく、季節・体調・年齢で変わります。

肌質が変わりやすいタイミング

  • 季節…夏はテカりやすく、冬は乾燥しやすい
  • 年齢…年齢とともに皮脂が減り、乾燥に傾きやすい
  • 体調・ホルモン…生理周期などで揺らぐ
  • 生活環境…エアコン、湿度、睡眠なども影響

「昔は脂性肌だったのに、最近乾燥するようになった」——これは自然なこと。だから、一度決めた肌質にしばられず、時々セルフチェックで見直すのがおすすめです。特に季節の変わり目は、スキンケアを見直すいいタイミング。

同じ人でも、夏と冬でケアを少し変える。体調が悪いときはシンプルにする。そうやって、そのときの肌に合わせて柔軟に付き合うのが、肌質と上手につきあうコツです。肌の状態が敏感に傾いたときの見分け方は、「肌に合わない」の正体を解説した記事も参考にしてください。


よくある質問

Q. テカりやすいのですが、脂性肌で間違いないですか?

テカり=脂性肌とは限りません。内側が乾いてテカる「インナードライ」の可能性もあります。テカるのに肌の内側がつっぱる・ゴワつく感じがあるなら、水分補給を優先したケアを試してみてください。

Q. セルフチェックはいつやるのがいいですか?

洗顔後10分ほどのタイミングが分かりやすいです。ただし季節や体調で変わるため、一度きりでなく、季節ごとや調子が変わったときに見直すのがおすすめです。

Q. 混合肌は、化粧品を2種類使い分けるべき?

必ずしも全部を分ける必要はありません。基本は保湿を土台にして、テカりやすいTゾーンだけ量を控えめにする、といった部分的な調整で対応できることが多いです。無理なく続けられる方法を選びましょう。

Q. 敏感肌かどうかは、どう見分けますか?

新しい化粧品でヒリつきやすい、季節の変わり目に荒れやすい、といった傾向があれば敏感な状態かもしれません。刺激を避けたシンプルなケアを基本にし、症状が続く場合は皮膚科に相談してください。


まとめ

自分の肌質を正しく知ることは、スキンケアの一番の土台です。最後にポイントを整理します。

この記事のまとめ

  • 肌質は脂性・乾燥・普通・混合・インナードライ+敏感の軸で見る
  • 洗顔後10分のセルフチェックで目安がわかる
  • 「テカる=脂性肌」ではない(インナードライに注意
  • どの肌質も取りすぎない・保湿を土台に
  • 肌質は季節・体調で変わるので時々見直す

化粧品選びで迷ったら、まず「自分の肌質は今どうか」に立ち返ってみてください。**土台がはっきりすれば、その上に積むケアも選びやすくなります。**そして、肌質は変わるもの。今の自分の肌と対話しながら、柔軟に付き合っていきましょう。肌質が分かると、スキンケアがもっと楽しく、迷わないものになりますよ。

なつきさん なつきさん

「テカるから脂性肌」って決めつけてたのが間違いだったかも。今夜さっそくチェックして、水分補給も意識してみます。土台から見直せそうです!

ゆきち薬剤師 ゆきち薬剤師

その一歩で、これからのスキンケアが変わりますよ。肌質という土台が分かれば、もう情報に振り回されません。季節ごとに見直しながら、そのときの自分の肌にやさしく寄り添っていきましょう。困ったときは皮膚科も頼ってくださいね。応援しています!