💊

スキンケア薬剤師ラボ

現役薬剤師ゆきちの美容・健康ブログ

医療・健康 #5月病#適応障害#メンタルヘルス

【薬剤師が解説】5月病の症状チェックと対処法|やる気が出ない・だるいは「病気のサイン」かも

👩‍⚕️ 薬剤師ゆきち

※広告・PRを含みます

※本記事は情報提供を目的としており、医師・薬剤師への相談の代わりになるものではありません。


5月病ってそもそも何?

「なんとなくだるい」「会社に行きたくない」「ゴールデンウィークが終わったら急にしんどくなった」

そんな経験、ありませんか?

5月病は医学的な病名ではありません。 でも、だからこそ「気のせいかな」「甘えてるだけかな」と放置してしまいがちで、それが危ない。

5月病は、新しい環境に適応しようとして消耗しきった心身が、ゴールデンウィークの「緩み」をきっかけに限界を迎える現象です。新社会人・大学新入生・転職・異動……春に大きな変化があった人が特に起こしやすい。

薬剤師として、「5月病を放置すると適応障害やうつ病に進行することがある」 という事実をきちんとお伝えしたいと思います。


5月病の症状チェックリスト

📋 あなたはいくつ当てはまりますか?

過去2週間の状態を振り返ってチェックしてください

朝、会社・学校に行くのがつらい
以前は楽しかったことに興味が持てない
なんとなく体がだるく、疲れが取れない
夜なかなか眠れない、または眠りすぎる
食欲がない、または過食してしまう
集中力・記憶力が落ちた気がする
些細なことでイライラしたり、涙が出る
頭痛・胃痛・動悸など体の不調が続く
「自分はダメだ」と感じることが増えた
将来に希望が持てず、何もやる気がしない

なぜ5月に起きる?薬剤師が解説する3つの理由

5月病のメカニズムは「ストレス→緊張→解放→崩壊」の流れで説明できます。

① 4月の「頑張りすぎ」による疲弊

新しい環境では「早く慣れなきゃ」「失敗できない」という緊張が続きます。アドレナリンやコルチゾール(ストレスホルモン)が出続け、疲れていても疲れを感じにくい状態になります。この「隠れ疲弊」が4月中に蓄積されています。

② ゴールデンウィークによる「急な緩み」

緊張状態が続いた後にGWで急に休むと、体が一気に緊張を解きます。このときに副交感神経が一気に優位になり、「どっと疲れが出る」状態になります。免疫も落ちやすいタイミングです。

③ セロトニン・自律神経の乱れ

ストレス・睡眠不足・不規則な生活が続くと、幸福ホルモンのセロトニンが減少します。セロトニンは腸で約90%が作られるため、腸内環境の悪化も5月病を悪化させる一因に。自律神経が乱れることで体のさまざまな不調も出やすくなります。


5月病と適応障害・うつ病の違い

「5月病」「適応障害」「うつ病」はよく混同されますが、違いを知っておくことが大切です。

項目5月病適応障害うつ病
医学的定義なし(俗称)あり(ICD-10)あり(ICD-10)
原因環境の変化・疲労特定のストレス因複合的な要因
回復の目安数週間〜1ヶ月1〜6ヶ月数ヶ月〜年単位
ストレス源がなくなると改善しやすい改善しやすい改善しないことも
治療セルフケア中心カウンセリング+休養薬物療法+カウンセリング

⚠️ 5月病が「適応障害」に進行するサイン

症状が2週間以上続いている

休日は楽なのに、仕事・学校を思うと気分が沈む

「死にたい」「消えたい」という気持ちが浮かぶ

仕事・勉強のパフォーマンスが明らかに落ちた

→ 1つでも当てはまるなら、心療内科・精神科への受診を検討してください


薬剤師が教える5月病の対処法

5月病の回復に大切なのは「休み方」と「整え方」の両方です。

🌙 ① 睡眠を最優先にする

睡眠中にセロトニンの材料(トリプトファン)が処理され、成長ホルモンが分泌されます。

毎日同じ時間に起きる(休日も±1時間以内)

寝る1時間前はスマホ・PCの画面を避ける

朝起きたら15分以上、日光を浴びる(セロトニン分泌↑)

入浴は就寝90分前に済ませる

🍽️ ② 腸内環境を整える(腸脳相関)

セロトニンの約90%は腸で作られます。腸の状態が脳のメンタルに直結しています。

発酵食品(ヨーグルト・納豆・味噌)を毎日摂る

食物繊維(野菜・きのこ・海藻)を意識して増やす

水分を1日1.5L以上摂る

朝食を抜かない(朝食が腸の動きのスイッチになる)

🚶 ③ 「軽い運動」でセロトニンを増やす

激しい運動は逆効果。「リズム運動」がセロトニン分泌に最も効果的です。

1日20〜30分のウォーキング(一定のリズムで歩く)

ガムを噛む・深呼吸・咀嚼もリズム運動の一種

通勤・通学の一部を歩きに変えるだけでもOK

ヨガ・ストレッチも自律神経を整える効果あり

🧘 ④ 「完璧にやろうとしない」が一番の薬

5月病になりやすい人は真面目で責任感が強い人がほとんどです。「70点でいい」「今日できなくても明日がある」という思考の切り替えが、根本的な回復につながります。


5月病に使えるサプリ・市販薬

薬剤師として、セルフケアに活用できるものをご紹介します。

💊 5月病×サプリ・成分の選び方

① テアニン(L-テアニン)

緑茶に含まれるアミノ酸。ストレス軽減・リラックス・睡眠の質改善に科学的根拠あり。副作用が少なく、薬剤師としておすすめしやすい成分。

② GABA(ギャバ)

脳の興奮を抑える抑制性神経伝達物質。ストレス・不安の軽減、睡眠改善に。市販のGABAサプリは食品由来で安全性高め。

③ ビタミンB群

神経系の働きに必須。特にB1・B6・B12が不足するとメンタルの不調につながりやすい。ストレスで大量消費されるため、疲弊時は積極補給を。

出典:Amazon

🛍️

Amazonで見る・楽天市場で探す (PR・広告)

出典:Amazon

🛍️

Amazonで見る・楽天市場で探す (PR・広告)

出典:Amazon

🛍️

Amazonで見る・楽天市場で探す (PR・広告)

④ マグネシウム

ストレスで消耗する栄養素の代表格。筋肉のリラックス・睡眠改善・精神の安定に関与。不足すると不安・イライラが増加しやすい。

⑤ グリシン

深部体温を下げて入眠を助けるアミノ酸。睡眠の質を改善し、翌朝のすっきり感を高める。睡眠障害が強いときにおすすめ。